給食コンテスト発表~各班の工夫~
ついに9時間目は発表。この場があるから子ども達は全力で学習に取り組むことができる。
こういった形に残る学習活動ばかりではもちろんないが、「これができた」というゴールがないと、やはりやる気は出ない。
視点を与える
発表を聞く際に与えた視点は「身に付ける力」に即して
①話の構成が面白いか
②資料の活用が適切か
の2点。評価用の紙(投票ということでちょっと良い紙にした)を渡して、全グループの評価を書かせる。これは後日そのグループに成果として返す予定である。
そして給食コンテストなのだから、一番大事な投票の基準は
なんとなくでよいから、いいなとおもった班
なんとなくかよ!と思う人もいるかもしれないが、結局はプレゼンというのは聞き手の心をつかんだら勝ちである。理屈ではなく、いいなっと思ったものが選ばれる。
さて、以下は子ども達の作成した「紙の」資料である。
※グループごとに、映像やパワポ、紙芝居など様々な資料を用意していた。
単元の振り返り~提案することの良さとはなんだ~
発表会の後には、単元を通した振り返りを行った。子ども達は提案した中でどんなことを学んだか、各々で振り返っていた。
提案は、自分と周りを変えていく
提案をしたけど、それで終わりでは、何を学んだかが子ども達に定着しないと思い、最後に一時間かけて振り返りの授業を行った。
T「今回の提案をしたことで何か変わったことはあるかな。」
C「自信がついた。」
C「提案が実現されて変わっていった。」
C「思考力が付いた気がする。」
C「提案しようとすると自分の意見がもてる。」
いろいろと出てきたものを黒板にまとめ、「自分」と「他者」に変化を与えることができると自覚していたようだった。
本来、提案は「自分の考えを聞いてもらう」という楽しい時間。感想や振り返りの中には「楽しかった。」という振り返りを書く子も多かった。
行った授業が少しでも子ども達の力となり、「もっとやりたい」という声を増やせればいいなと思い、今日も授業を作っていく。
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